住宅を建てる土地の購入・選び方のポイント4選!
注文住宅を建て理想に合ったライフスタイルを叶えるためには、住宅建築のベースとなる土地の購入も重要な要素のひとつ。
土地を購入するということは、その土地に注文住宅を建てることを前提として考えます。その家に住む自分や家族の姿を想像しながら選びましょう。
どのようなポイントに注意して土地を購入すると良いのか、その土地の選び方のポイントについて解説します。
土地の利便性(周辺エリア)を調べる
購入した土地に住んだ時、やはり気にしたいのは利便性ですよね。
最寄り駅や病院、学校、公共施設、スーパーなど、それぞれがその土地からどれくらいの距離なのか、徒歩圏内なのか、しっかりと調べてから購入する必要があります。
距離だけでなく注文住宅に実際に住むことを考えて細かいところも確認しておきましょう。
住宅から通勤や通学にかかる時間はもちろんですが、最寄り駅の電車の本数や電車の混み具合などもチェック。近くのスーパーの値段や大型ショッピングセンターへのアクセスも気にしたいところですね。
お子様がいらっしゃるご家族の方には、現在住んでいる住宅の校区と同じ校区であることも視野に入れておくと良いですね。
また、周辺地域がどのような雰囲気なのか、治安が悪くないかどうかなども知っておくと安心です。
日当たりの良い土地
誰しも明るい住宅に住みたいもの。家全体の雰囲気も明るくしてくれる日当たりは、土地を購入する時の必須条件ですね。
日当たりを調べるポイントは2つ。
1つ目は方角。住宅を建てることをイメージした時に、どの方角に玄関や窓があるのかをチェックします。太陽が動き、窓から入る光がどれくらいなのかを確認しましょう。
2つ目は隣接する建物の影にならないかどうか。隣の住宅との間が狭くなると影になってしまい、住宅に光が入ってきません。また、3階建て以上の背の高い建物があると、時間によっては影になってしまう場合もあります。
見通しの良い土地の購入をおすすめします。
土地の大きさや形
意外と悩むのが大きさ。
小さすぎても隣の住宅との距離が近くなってしまいますし、大きいと住宅自体の予算が減ってしまいます。また、安くても土地の形が変形していると、建築する際に問題が起こったり無駄な土地ができてしまったりします。
予算に合った大きさや住宅の建てやすい形を、しっかりと見定めて購入することが大切です。
地域の災害対策もチェック
近頃災害が頻繁に起きており、これから土地の購入を考えている方にとっても気になるところです。
その地域ではどのような災害対策がされているか、被災した過去があるのかどうかなども調査することをおすすめします。
川が近くにある場合は、土地が低いと浸水する可能性があります。
過去の浸水歴や、氾濫防止の対策が川に施されているかどうかをチェックしましょう。(浸水履歴は各市町村役場で確認できます。) 地震対策のためにも、地盤の確認は必須。
「地盤サポートマップ」などのWEBサイトを活用することで、土地の地盤について確認をしておくと安心ですね。
土地の選び方・購入のポイントを大きく4つご紹介しました。
しかし、これだけではなく他にも様々なポイントがあります。
車通りが少ない土地や大きな道路に面さない土地など、購入のポイントは人それぞれ。
理想通りの土地を購入できることは難しいので、優先順位を決めておくとスムーズにより良い土地を購入することができます。