マイホームは一戸建て派?マンション派?
結婚や家族が増えたことをきっかけに、マイホームについて考える方は多いでしょう。いざマイホームを買おうと思うと、意外と手段が多いのです。建売、注文住宅、あるいは実家の建て替えで二世帯住宅にしてみたり、マンションを買ってリノベーションをしたり。
マイホームを検討するなら、マンションか、一戸建てか、あるいは他の選択肢か。(株)リクルート住まいカンパニーから『2019年度住宅購入・建築検討者に関する調査』が発表されました。この調査結果では、マンション派が27.9%であるのに対し、一戸建て派は59.0%。約6割の方がマイホームに一戸建てを選んでいます。
「マイホーム」と聞いて思い浮かべるのは、やはり一戸建てが多いようです。広い庭があり、リビングでの一家団らんを楽しむ。結婚や出産を機にマイホームを検討する方が多いのは、隣家を気にしなくていいというのも大きいですよね。そんな一戸建てのメリットをご紹介していきます。
様々な一戸建てのメリット
トラブルの防止
アパートやマンションでは、どうしてもお隣さんとの付き合いが必要になってきます。もちろん一戸建ての注文住宅でもご近所付き合いは避けられませんが、壁一枚隔てた集合住宅とは違って家そのものが離れているので、一戸建てではトラブルが起きにくいのも大きなメリットと言えるでしょう。
一戸建てでは高い子どもの声や、足音などで騒音トラブルが起こるのも予防できます。マンションやアパートでは、家庭のライフサイクルの違いでちょっとした物音でも敏感になりがちですよね。家同士が離れていれば、そういったストレスも少なくて済みます。
個人の庭や駐車場でストレスフリー
庭のあるマンション、アパートもありますが、多くはそうではありません。その中で一戸建てのマイホームを持つと、多くの場合、庭を持つことができます。
もちろん土地の広さによって庭を作れなかったり、あえて庭をなくしてその分住まいを広々としたものにしたりと様々ですが、ガーデニングや子どもたちの遊ぶ場所など自由に使える”外”の空間があると幅が広がりますよね。
また、地域によっては駐車場代も馬鹿にはなりません。今まで車を持っていなくても、子どもができてから必要になることもあります。そう考えると、駐車場を持てる一戸建ては安心できます。
資産になる
一戸建ての家を建てることで、建物そのものだけでなく土地も所有物となります。建物自体は年月の経過とともに価値は下がりますが、土地は変わりません。あるいは価格が上がる可能性も秘めています。
成長した子どもに残せる資産のひとつとして持てるのも、一戸建て住宅のメリットですね。
自由度が高い
一戸建ては土地を決めるところから始まり、間取りや建具、造作など様々なものを選び、自分だけのマイホームを作りこんでいきます。一戸建ての醍醐味は、自分で決められること。
住みたい土地の大きさや条件に合わせて、日当たりを調整したり、置きたい家具や設備を考慮して間取りを決めていくことができるので、自由度が高く、自分だけのこだわりの一戸建てを購入することができます。