海外風インテリアで暮らしに彩りを
「海外のように住んでいて楽しくなる注文住宅にしたい!」とこだわりのある方に、海外のような注文住宅にするコツをご紹介していきます。
日本では、白い壁に木目フローリングといったシンプルな内装が多いので、どんなインテリアでも映えるキャンバスのような住まいになりがち。海外では、壁や床も大胆にインテリアの一部としておしゃれに使いこなす、他にない注文住宅のイメージがありますよね。
大胆でありながら統一感のある家づくりのために知っておきたい海外風インテリアのコツを見ていきましょう。
海外風インテリアとは
海外の住まいのように大胆な配色と品のある家具でまとめたおしゃれな空間に憧れる方も多いですよね。しかし、海外風インテリアといってもその種類は様々。アイアンやスチール素材を使った男前インテリア、猫足家具やアンティーク調が特徴的なロココ調、白と青の対比が爽やかな西海岸風などインテリアスタイルは多種多様です。
その中で自分好みのインテリアスタイル、そして住み心地を追求したオリジナルの住まいを探さなくてはなりません。最近ではSNSを使うことで「これ!」といった自分が理想とするインテリアスタイルを見つけるのも良いかもしれません。
素材感
海外の住まいと日本の住まいとでは、素材の使い方に大きな違いがあります。日本の家屋ではシンプルに白壁と木目調のナチュラルなものが多いですが、海外ではレンガ調やタイル、アクセントクロスなどで空間を大胆に使います。
シンプルなキャンバスハウスも良いですが、一方で空間自体を彩りインテリアスタイルを統一していく海外の住まいはおしゃれ度がグンと違いますよね。素材での遊び心はためらわず全面に押し出すことでより一層雰囲気を作ってくれます。
例えばレンガを壁に取り入れると、ブルックリンスタイルにがらりと変化します。レンガというと、くすんだオレンジ色のイメージがありますが、もっと暗くしたダーク系にすると男前インテリアにもばっちり合う素敵な空間に。白のレンガならカジュアルフレンチテイストに変身します。
素材に色を加えると一気にイメージが変わりますね。タイルだけでなく、アクセントクロスで差し色を入れるとぐっと引き締まります。
シンプルな壁はギャラリーに
家具を置いたあとに少し寂しさを感じる空白も、全力で活かすのが海外風。空いた壁には絵画や写真を飾ることで、ギャラリーのように目を楽しませてくれます。剥がせる壁紙などで遊んでみるのも良いですね。
大胆+オープン
昔は構造上ワンフロアを大きく開放的に使うことは不可能でしたが、最近では柱の内部に耐久コアなどを入れて強化することによって、まるでホテルのような広い空間を注文住宅に実現することができるようになりました。
一階部分は壁を最小限にし、どこにいても家族を見渡せるオープンリビングに、さらに吹き抜けを組み合わせるとより光と風が通り抜けるリゾートのような住まいになります。
家具を統一させる
家具は住まいの装飾品です。家具全体のテイストを揃えることで、空間に深みが出てよりインテリアスタイルを印象づけてくれます。お気に入りの家具を使うと丁寧に生活するのを手助けしてくれます。
「これ!」と思うインテリアや家具を見つけたら、そのテイストを中心に合わせてみても良いですね。