姫路市でガレージハウスの一軒家を建てたい!メリット・デメリットや価格を解説
姫路市でガレージハウスの一軒家を建てたい!メリット・デメリットや価格を解説

家づくりコラム

姫路市でガレージハウスの一軒家を建てたい!メリット・デメリットや価格を解説

姫路市でガレージハウスの一軒家を建てたい!メリット・デメリットや価格

駐車場を住宅に組み込んだ「ガレージハウス」は、普段の生活で車を利用する機会の多い方や、車やバイクが趣味の方にとって、まさに夢のマイホームといえますよね。

テレビやインターネットでガレージハウスを舞台に、芸能人やYouTuberが華やいだ活躍をしているのでメリットしかない住宅と思われがちですが、実は気をつけるべきデメリットが存在するのです。

ガレージハウスのメリット・デメリットを理解しておかないと、建てたあとに想像とかけ離れたガレージライフで後悔をしてしまうことも・・・。

そこで今回は、姫路でガレージハウスの施工実績のある当店が、ガレージハウスのメリット・デメリット、気になる建設費用の価格相場をご紹介します。

さらに、私たちが手掛けたガレージハウスの施工例もご覧いただきます。ぜひ最後までお読みいただいて、夢のガレージライフのご参考になさってください!

ガレージハウスとは

ガレージハウスとは

ガレージハウスとは、住宅と駐車場が一体となった物件のことです。

「ビルトインガレージ」「インナーガレージ」などの名称でも呼ばれますが、この記事では「ガレージハウス」で統一します。

ガレージハウスを選ばれるお客様は、「狭い土地に別棟でガレージのスペースをとるのが難しい」方が多いです。もちろん「車やバイクが好きでいつでも眺めていたい」という方も少なくありません。

そんなお客様に人気のガレージハウスのメリットとデメリットを見ていきましょう。

ガレージハウスのメリット

メリット① 雨風から車を守れる

ガレージハウスは、屋根だけで壁がないカーポートとは違い、壁やシャッターで車の四方を囲うので大切な愛車を雨風などの天候から守ることができます。雨風、直射日光による外装の劣化、強風による飛来物で車が傷つくなど、思わぬ悪天候によるトラブルを防げます。

メリット② 家の中から愛車を鑑賞できる

ガレージに併設するようにリビングルームを設けることで、リビングからいつでも愛車を眺めることができます。ガレージハウスで最近人気の間取りとなります。愛好家の方にとっては、ご自宅で愛車との最高のひとときを過ごすことができるレイアウトです。

メリット③ 乗り降りや荷下ろしが楽になる

住居とガレージの距離が物理的に近いことは、車を普段使いされる方にはとても便利なポイントです。住宅にガレージが組み込まれているので、天候を気にせずに車の乗り降りができ、お買い物の荷下ろしも楽にできます。また、お子様やご年配の方がいらっしゃるご家庭であれば、車の乗り降りの負担が減り気軽に外出できます。

メリット④ 車にいたずらされる心配がなくなる

ガレージハウスは防犯の観点で優れています。屋外の駐車場とは違い、四方囲まれた住居内に格納できるので、不審者を大切な愛車に寄せ付けることがありません。

メリット⑤ 車のメンテナンスやDIY、趣味などのスペースにも使える

ガレージハウスはシャッターを閉めれば、外から見えない自分だけの空間にできます。

休日を過ごす部屋として、愛車の手入れ、DIY、などご自身の趣味に合わせて活用できる趣味の空間になります。

メリット⑥ 扉を付ければ倉庫として利用できる。

駐車場のプラスαとして、倉庫として利用することができます。

扉を付ければ、雨風、直射日光を防げるので大切なお荷物の保管スペースとして重宝します。

メリット⑦ 固定資産税を抑えられる場合がある

ガレージハウスにおけるガレージ部分の床面積が住宅面積の1/5以下なら、固定資産税が安くなります。屋根と壁のある車庫を住宅とは別棟で建てる場合、通常の住宅と同じように容積率に加算されます。ですが、ガレージハウスの場合は容積率の緩和措置があり、延べ床面性の1/5までの広さであれば容積率から除外されます。これは固定資産税の評価が下がって安くなることを意味します。そのため車庫を建てるよりも固定資産税を安く抑えられるのです。

※「容積率の緩和措置法」については法改正の可能性があります。ご検討の際は工務店、施工会社にご確認ください。

ガレージハウスのデメリット

デメリット① 住居空間を圧迫することで間取りが変則的になる

土地が狭いと1階が玄関とガレージのみで、2階が生活空間という間取りになることも少なくありません。1階に生活空間を作れないため、普段の生活で階段移動が必須となり、小さいお子様連れの方、年配の方には足腰への負担を強いることになります。

また水回りが2階になるので,建物の耐久性についても気を配る必要があります。

デメリット② ガレージの音が生活空間に響く

ガレージと生活空間が物理的に近いので、どうしてもガレージで発生する音が生活空間に響いてしまいます。エンジン音やドアの開閉音、ガレージのシャッター開閉音など、車を利用する度に日常的に騒音が出てしまいます。

デメリット③ 排気ガスがこもりやすい

ガレージハウスでは排気ガスがこもりやすく、その排気が生活空間に流れてしまいがちです。ご家族の健康を守るためにも換気扇などの換気設備の設置や、シャッターの開放などで換気対策が必要です。

デメリット③ 耐久性・耐震性が低くなる

ガレージハウスは1階にガレージがあり、車を出し入れする開口部を設けることで、従来の住宅よりも住宅を支える壁が少ないことになります。必然的に通常の住宅よりも耐久性、耐震性が低くなってしまいます。耐久性・耐震性を補うために建材や工法に工夫が必要になり建築費が高くなります。

デメリット④ 住宅の中に死角ができる

ガレージハウスは愛車を守るという点で防犯に優れていますが、その反面、建物に囲われ得ているせいで、暗く見えにくいので死角にもなります。照明や防犯カメラを設置して、防犯性を高める必要があります。

デメリット⑤ あとで増築ができない

ガレージハウスは建物の中にガレージがあるので、建築後に広くしたり、間取りを変えたりすることはできません。車の大きさや、車の駐車以外の利用目的を明確にしてガレージの広さを含めた設備を設計する必要があります。

デメリット⑥ 工事費用が高くなることが

前述したデメリットに挙げたように、従来の住宅建設にプラスアルファの、ガレージハウスならではの建築費用が発生する場合が多いです。住宅の耐久性・耐震性を上げるための良い資材、良い建築工法を取り入れる必要性や換気設備、照明や防犯カメラといった防犯設備などが必要になります。

ガレージハウスの価格相場

ガレージハウスの価格相場

ガレージ部分の価格相場は、坪50〜80万円が一般的な価格になります。1台分の駐車スペースは約5坪の広さが必要といわれているので、車1台の収容スペースで約200〜400万円ほどかかる計算となります。

以下に収容台数ごとにまとめましたので、ご参考になさってください。

ガレージハウスの価格相場一例

ガレージハウスの価格相場

記載した金額は、あくまでも一例となります。ガレージの広さは坪単価だけでは判断できません。収容する車両の大きさ、ガレージ内の設備によって建築費用は大きく異なります。実際のご利用シーンを想定して、工務店や建築会社に見積もりを依頼するといいでしょう。

弊社の施工例をご紹介!間取りのご参考にしてください

ここでは、弊社が手掛けたガレージハウスの施工例をご覧いただきます。

ガレージハウス施工例①「ビルトインガレージがあるオシャレな外観」

ガレージハウス施工例①「ビルトインガレージがあるオシャレな外観」
ガレージハウス施工例①「ビルトインガレージがあるオシャレな外観」

お家の1階部分にガレージを取り込んだビルトインガレージです。ビルトインガレージは雨が降っても濡れることなく玄関から行き来ができるので、便利で魅力的な間取りです。

愛車とともに暮らす空間は、車好きの方にとっては至福の時間ですよね。新築を建てる際はワクワクするようなガレージのある間取りはいかがでしょうか。

ガレージハウス施工例②「リビング直結のガレージ」

ガレージハウス施工例②「リビング直結のガレージ」

ガレージ横にガラス扉のリビングを設ける事で、愛車やバイクを眺めることが可能です。敷地内にガレージがあるので、雨の日や雪の日の荷下ろしもスムーズにできます。注文住宅ならではの家づくりとなっています。

ガレージハウスにして後悔しないためのポイント

1.固定資産税を抑える設備を検討する

固定資産税は、住居のある自治体の家屋調査を受けて決まります。ガレージハウスもこの例外ではありません。新築後に自治体の調査を受けて評価額を決めてもらう必要があります。

先述のとおり、ガレージハウスの床面積が1/5ならば、容積率の緩和措置によって、固定資産税の評価額が下がって安くなります。

ただし、ここで注意が必要なのがガレージハウスの設備です。電動シャッターを付けると固定資産税の対象となる場合があります。シャッターを付けることで、固定資産税の対象となる「家屋」の定義に当てはまり、課税の対象となるのです。家屋の定義を表にまとめましたのでご覧ください。

【課税対象になる家屋の定義】

外気分断性風雨などから人や物を十分に守る能力を備えている状態のことです。屋根と三方を壁が囲んだ状態の家屋は外気分断性を備えていると判断されます。
定着性その建物が永続的にその土地に固着して使用できる状態のことです。土地にただ置いてある状態ではなく(例えば、後付けの倉庫など)、基礎工事で土地に固定されている建物のことです。
用途性住居や作業所、貯蔵庫などの用途として利用ができる状態のことです。

※なお、固定資産税の計算方法は自治体によって異なる場合があります。事前に自治体に問い合わせるようにしましょう。

姫路市ホームページ「固定資産税について」

2.寝室をガレージから離す

ガレージハウスは住居とガレージが一緒の作りなので、車の出し入れの騒音が生活空間にまで響いてしまう恐れがあります。深夜の入庫で家族の眠りを妨げてしまう、ということにもなりかねません。そのためにも、寝室をガレージからできるだけ遠くなるように間取りを検討しましょう。

3.将来を視野に入れた生活動線を考えて設計する

都市部などで土地が狭い場合でガレージハウスにすると、1階はガレージで2階は生活空間となり、毎日の生活に階段の上り下りが必須となります。若いうちはよくても歳を重ねたときに毎日の階段移動は不安です。移動の不安を解消するには、1階にもリビングなどの生活空間を設ける、エレベーターを設置するなど、将来のライフスタイルを見据えた生活動線を工夫するといいでしょう。

4.車の乗り換えを考えて広さを確保する

ガレージハウスはあとから増築することは難しいです。将来的に車を買い替える、車の台数が増える予定といった、将来のカーライフを考慮してガレージハウスの広さを設計するようにしましょう。

まとめ

ガレージハウスについて解説

ガレージハウスについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

ガレージハウスは、住居とガレージがつながっていることで、車の乗り降りがスムーズですし、狭い土地でも愛車専用の駐車場を設けられるというメリットがあり、ご家族のカーライフを豊かなものにしてくれます。

今回ご紹介させていただいた、ガレージハウスのメリット・デメリットや価格、そして当社が手掛けた成功例をご参考にしていただけたら幸いです。

また、姫路市でガレージハウスをご検討されている方は、当社「アイフルホーム姫路店」までご相談ください。

当社は兵庫県で30年間、3,000棟の施工実績を誇る工務店です。姫路市の地域に密着して注文住宅を多数手掛けてきました。

「安全・安心な家をつくりたい」
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アイフルホームの3つの想いを胸に、ベテランスタッフが一丸となって対応いたします。

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