ウィズコロナ・今どきの二世帯住宅スタイル
ウィズコロナ時代の今、二世帯での暮らしを考えるご家族が増えています。最近ではすっかりお馴染みとなったリモートワークの影響から、通勤や住む場所の考えに変化が起きているようです。2つの家族が共に生活をする二世帯住宅。しかし一口に「一緒に暮らす」といっても、その形は様々ですよね。
そこで今回は、二世帯住宅で暮らすメリット、また今どきの二世帯住宅のスタイルについてお伝えしたいと思います。
そもそも二世帯住宅とは?
二世帯住宅とは、「親世帯」と「子世帯」の2家族が住まう住宅のことです。
親世帯の夫婦もしくは夫・妻のどちらかと、子世帯ファミリーの3世代で暮らすパターンが多いことでしょう。
高齢社会となった昨今、高齢者見守りへの期待と、少子化対策としての子育て人員の確保、両面の観点から国も二世帯住宅の建設や二世帯住宅リフォームを後押ししています。二世帯住宅の間取りは主に3タイプに分けられます。
夫・妻どちらの両親との同居なのか、それぞれの家族の形やライフスタイルによって、合うタイプを選択することが重要です。
二世帯住宅のスタイルって?
二世帯住宅を建てる時まず考えなければならないのが、家の設備のうち何を共有し、何を分離するかということ。同居する二つの家族の距離感や暮らし方に大きく影響するポイントです。二世帯住宅の設備共有のしかたには、大きく分けて下記の三つのタイプがあります。
完全分離型
それぞれの家族が暮らす空間が完全に分かれているタイプ。玄関やリビング、水回りなど全ての設備が、各家族ごとに一つずつ設けられます。コロナ禍では、このスタイルが家族感染防止の意味で良いと話題になりました。
部分共有型
生活空間の一部を二世帯で共有するタイプ。玄関のみ共有で他は分ける、キッチンとお風呂は共有で他は分ける、などのさまざまなパターンがあります。コスト面とプライバシー確保の両方を、バランスよく取り入れられます。」
完全共有型
家族それぞれの個室以外、すべての部屋や設備を共有するタイプ。家の作りとしては1世帯が暮らす家とほぼ変わりません。親世帯が一人暮らしである場合にはこのスタイルが良いことでしょう。
二世帯住宅で暮らすメリット
二世帯住宅のメリットとして、子世帯では「いざという時に子供の面倒を頼むことができる」という点が挙げられます。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、家庭内での感染が増え、感染者の隔離が話題になったのは記憶に新しいですよね。部屋数が少なく、核家族世帯の多い日本の住宅事情や家族事情が浮き彫りになったと感じます。こういった背景から、親世帯と二世帯で暮らすことの安心感は大きいものでしょう。
逆に親世帯のメリットとしては「家に誰かがいるという安心感が得られる」ということ。とくに小さな孫たちの成長を近くで見守りながら暮らせる時間は、ウィズコロナ時代の今、かけがえのない宝物になることでしょう。
家族で心豊かに暮らすために
アイフルホームの「FAVO for with」では、二世帯での理想的な暮らしをご提案しています。ウィズコロナ時代の新しい家族団らんを、注文住宅で形にしてみませんか?お近くのモデルハウスにて、ご来場をお待ちいたしております。