注文住宅の間取りの最新トレンドは「仕事部屋のある家」
人々のライフスタイルは時代とともに変化してきました。今の時代に合った住宅の間取りとは、どのようなものなのでしょうか?リモートワークの広がりで人気が高まっている、仕事部屋を取り入れた間取りの例もあわせてご紹介します。
注文住宅に取り入れたい間取りとは
注文住宅を検討している方が近年注目しているのが、ウッドデッキや高い天井、広いテラス・バルコニー、吹き抜け、回遊動線などがある間取りです。リビングの大きな窓に面するようにウッドデッキを設置したり、天井を高く、あるいは吹き抜けを作ったりした住宅は、限られた面積でも開放的な空間を作り出せると人気があります。
行き止まりがなく家の中をぐるぐると回るように設計された回遊動線のある家は、動線を短くして家事の効率を上げられること注目を集めています。
最近では、リモートワークの方を中心に「仕事用の部屋」に対するニーズも高まっています。リラックスして暮らしやすいだけでなく、集中して仕事ができる空間のある住宅が求められています。
近年のリモートワークに適した仕事部屋のある間取りの作り方
注文住宅に書斎を作りたいオーナーは多くいます。なかには、階段下のスペースや2階の廊下などの共用スペースに書斎を設ける例もありましたが、近年のリモートワークではオンライン会議の機会も増え、個室を確保する必要性がでてきました。また、自宅で仕事をするとき気をつけたいのが情報の取り扱いです。会社や顧客に関する情報を守るためにも、やはり個室が望ましいでしょう。
オンライン会議中に家族の生活音が入らないように、リビングやダイニングから離れた場所に設置するのをおすすめします。
独立した仕事部屋を作るのが難しい場合は、日中人がいることのない寝室の奥にワークスペースを作ってみてはいかがでしょうか。周囲の音を遮断できるので、作業に集中できますよ。
リモートワークの需要
新型コロナウイルスの感染拡大にともない、国内では感染防止の観点から多くの企業がリモートワークを導入しています。
リモートワークを導入した企業の多くが、今後もリモートワークを継続する意思があることが国土交通省の調査(国土交通省国土政策局|2020年「企業等の東京一極集中に係る基本調査(企業向けアンケート)」)で明らかになりました。 ※令和3年3月3日時点
これから注文住宅の購入を考えている方は、快適に働ける空間づくりも意識してみませんか?